『かばくん』


かばくん
岸田衿子/作   中谷千代子/絵   1962年9月発行   福音館書店
おはなし自体は、動物園でのかばの一日を描いた、なんということもないもの。
しかし挿絵のなんともいえぬよい風合いと、ことばの簡潔さ、そしてどう表現していいかよくわからないナンセンスさがこの作品の魅力でしょう。
まず動物園の朝、かばくんのところにやってくる少年は、なぜかかめをひもにつないで散歩させています。かめくんはかばの池に入ってかばくんといっしょに行動しますが、ちゃんと少年につれられて帰っていきます。少年がかばくんにかける言葉も妙におかしくて笑えます。
そして挿絵は一場面一場面が独特の構図で、それでいてよくバランスがとれています。
表紙の絵や、誰かの説明を見ただけではこの作品のよさはほとんどわからないでしょう。
まずは手にとって本を開くことをおすすめします。親子で楽しめる絵本です。

月間累計   4冊
年間累計   35冊
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テーマ : 読んだ本の紹介
ジャンル : 本・雑誌

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プロフィール

ゆかえる

Author:ゆかえる
元PTA会長。
子どもの頃は「本の虫」。
いつの間にか本と距離ができ、
今、また児童書の良さに感動!!
子どもの手の届く場所にいつでも本のある家にしたいと思います。

画像は我が家の子ども達が通っていた小学校の校章
『希望の鳩』
安野光雅さんがデザインしてくださいました。

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